当院の矯正歯科

「オサダ歯科・矯正歯科」は、これまで25年にわたって矯正治療に携わってきました。小児矯正だけでも、100症例以上の経験がございます。

私たちは、矯正歯科治療とは歯列を整えるだけではなく、「全身の健康状態を良好にするものである」と考えています。

歯並びと呼吸の間には、深い関連があるのをご存知でしょうか。歯並びが原因でお口を閉じることができずに口呼吸を続けていると、扁桃腺に細菌が入り込んで、アレルギーやアトピー、喘息などを引き起こすともいわれています。しかし、あごの位置や歯並びを正しい位置に誘導し、口呼吸から鼻呼吸へと変えることで、こういった症状が改善される場合があります。

このように当院では、歯並びだけでなく顔やあごの骨の状態までをきちんと考慮した矯正治療を行います。噛み合わせや呼吸などを含めて、お口と体のすべてが正しく機能する状態を目指して治療を進めていきます。

矯正治療にともなう負担は、永久歯が生えそろう13～14歳を過ぎてしまうと、大きくなってしまいます。お子さまの矯正治療は、５歳前後の早いタイミングで治療を始めることができれば、取り外し式の装置を使った治療が可能です。

当院では、床矯正（しょうきょうせい）という治療法で、お子さまの成長期の発育を利用してあごを少しずつ広げ、身体にできるかぎり負担をかけることなく理想的の歯並びへ導いていきます。

早期に矯正を始めるメリットには、次のようなものがあります。

歯が生えるスペースを確保しながら治療を進めていくので、永久歯が生えそろってから始める矯正と比べて、抜歯が必要になる可能性が低くなります。

きれいな歯並びは手に入れたいけれど、そのために抜歯が必要となると、矯正治療に二の足を踏む方も多いのではないでしょうか。

当院では成人矯正の場合にも、なるべく歯を抜かないよう配慮しています。具体的には歯並びの幅を広げたり、歯の位置を奥の方に移動させたりすることで、歯をきれいに並べるためのスペースを確保していきます。また、場合によっては歯の表面（エナメル質）を問題にならない範囲で削り、歯が移動するスペースを確保する方法（ストリッピング）を行うことも可能です。

奥歯の噛み合わせは問題ないのに、「前歯だけねじれている」「1本だけ隣の歯と重なって生えている」などといったケースでは、部分的に前歯のみに装置をつけるプチ矯正（部分矯正）が有効です。

歯並びや噛み合わせについて、気になることを何でもご相談ください。矯正治療について大まかな説明をいたします。

レントゲン撮影、歯型の採取、噛み合わせの確認など、診断のための検査を行います。

検査結果をご説明し、治療計画をご案内します。

治療計画にご納得いただけましたら、治療を開始します。

歯並びが整ったら、保定装置( リテーナー) をつけていただきながら、経過観察を行います。